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B- Gyspot 2600 / 2700
本機を適切な条件下の電源へ接続します。
ポテンショメーターで装置を始動させます。ポテンショメーターを "O"にするとスタンバイモードになります。
(⑥)
ポテンショメーターを使用してスタートモードを選択します。
- エリア 6(左): スター又はリングを使用した引張り作業
- エリア 7(上): 湾曲部分に適した波型ワイヤー溶接
- エリア 8 (右):専用銅チップ使用のデントプラー作業
パワーレベルを変更するには、ポテンショメータを回転させます。
操作について
始動
Gyspot Pro 230 / Pro 400
Gyspot Pro 230 と Pro 400 には 2 種類の設定があります。
- トリガーを使用するマニュアルモード(主電源及びコマンドコネクターを接続します)。
- オートマチックモードは下記の記述を参照してください。(主電源のみ接続して下さい)
マニュアルモードでは主電源及びトリガーコマンドコネクターを接続します。
オートマチックモードが無効状態になります。
トリガーに圧力を加えるとアークが形成されます。スイッチを使用してトリガーをアクティブ化または非アクティブ
化することが出来ます。
Gyspot 39.02 / 39.04 / 2600 / pro 230 / 400 - オートマチック
当マシーンは溶接アークを自動的に作り出します。自動的に電気接触を検出し溶接アークを 1 秒未満で生成します。
新たなアークを作成するには、少なくとも 1/2 秒間ガンの先端との接触を離し、別のアークを形成するために再び接
触させます。
Gyspot 2700
当マシーンは手動操作のトリガー付きガンが装備されています。スイッチ使用により"グラファイト・ペンシル" 機能
をアクティブ化させることが出来ます。(ノブ 10)
ポテンショメータは、ノブ 10 の位置に応じて 2 種類のアプリケーションに対応します。一つ目はグラファイト・ペン
シル機能で二つ目がその他のツールです。
始動と同時に黄色の ライトで“STOP”の表示が点滅(毎0.5秒)した場合 、ガンのトリガーが押された状態になってい
るか、もしくはガンケーブルの故障が疑われます。
操作方法
以下の手順に従ってください。
マシンのアースクランプを鋼板に接続し、以下の手順に従ってください。
アースクランプ接続地点と溶接箇所間の距離は出来る限り短くしてください。
アースクランプを別のパーツに接続しないでください。
(例:リアウイングの溶接時にアースをドアに接続しないでください)
アース接続地点はあらかじめ塗料などを取り除いてから接続してください。
溶接作業箇所の下処理を行い、表面に塗料などが無い状態にして下さい。
使用するツールをガン先端に取り付け、ナットをしっかりと締めて下さい。
ツールとパワーレベルを選択してください( “操作について”参照)。
鋼板とガン先端のツールを接触させてください。
溶接アークを生成します。
注意:より高品質な作業の為に付属品のアースケーブルとガンを
使用されることを推奨します。